米国人のインターネット利用習慣に変化が生じており、Facebookのようなソーシャルネットワーク上で長い時間を過ごす人が増加している。
Nielsen Onlineが発表した調査報告書によると、これは新しい傾向ではないが、インターネット利用時間にソーシャルネットワークが占める割合が拡大しているという。2009年の調査時、ソーシャルネットワークがオンライン滞在時間に占める割合は15.8%で、全項目中1位だった。しかし、その割合は1年間で43%増加し、現在はオンライン滞在時間の22.7%を占めるまでになった。ほかのカテゴリでは、動画/映画とオンラインゲームが、それぞれ12%増、10%増と2桁の増加を記録した。
では、減少したのはどの項目だろうか。大きな影響を受けたのは電子メールとインスタントメッセージングで、それぞれ28%減、15%減となった。ポータルがオンライン滞在時間に占める割合も19%減だった。
Nielsenの調査報告書によると、モバイル分野でもウェブ利用習慣に変化が起きているという。同調査報告書には次のように書かれている。
米国消費者の携帯電話でのインターネット利用習慣は、コンピュータからのインターネット利用習慣と若干異なる。Nielsenのモバイルウェブユーザーの調査では、ソーシャルネットワーキングが2桁(28%)増加しているが、モバイルデバイスでの電子メール利用も37.4%から41.6%へと拡大を続けている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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