米連邦取引委員会(FTC)は米国時間7月21日、Intelとの間で進めている独占禁止法訴訟の和解交渉について、期限を8月6日午前12時01分まで延長すると発表した。当初の期限は23日だった。
FTCは2009年12月16日、CPU市場における独占的な地位を不当に利用し、競争を阻害したとして、Intelを提訴している。その後、FTCとIntelは裁判手続きを保留し、和解交渉をしてきた。
IntelはFTCに訴えられる前の2009年11月、Advanced Micro Devices(AMD)とのCPU市場の独占をめぐる訴訟で12億5000万ドルの和解金を支払うことになったが、FTCは「Intelが不公正な競争方法を通してGPU市場へも独占的地位を拡大した危険性もある」という新しい視点も加え、Intelへの追及の手を緩めなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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