アンラボは7月14日、ネットワークセキュリティの新製品「TrusGuard 2.0」を発表した。本製品は、ファイアウォールとVPN専用ソリューション基盤に、統合セキュリティ技術と24時間365日のリアルタイム予防および対応サービスをひとつにしたネットワークセキュリティソリューション。
新製品では性能を向上させ、従来以上のネットワークパケットを処理可能になった。また、マルウェアを配布するサイトのデータベースなどと既存の技術を連動させることで、セキュリティの強化も図っている。そのほか、IPv6にも対応している。
同社のアンチウイルス製品「V3」インストール状況やアップデート状態によって、ネットワークアクセスを制御できるほか、悪性コードに感染したパソコンがネットワーク全体に悪性コードを拡散させようとしたときに選択遮断し、V3のリアルタイム自動アップデートを行い駆除へと誘導する機能も持つ。感染パソコンをネットワーク全体から隔離せず、悪性トラフィックだけを選択遮断することで、業務効率の低下を防止することが特徴だ。
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