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「Bing」、2年目の展望--「ユーザー対話方式」などへの取り組み - (page 2)

文:Ina Fried(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年07月20日 07時30分
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 Nadella氏とチームにとって大きな仕事となるのが、2009年に合意した検索提携に基づく、米Yahooとの統合であるのは間違いない。2010年秋に、Microsoftはアルゴリズム検索と有料検索の両方の結果をYahooのサイトへ提供開始予定だ。しかしNadella氏は、後者よりも前者に関する作業の方が進んでいると語った。

 Nadella氏は7月13日のイベントで「われわれが本業とするのはそうした作業だ」と語った。

対話モデルへの移行

 Bingそのものはどうかというと、Microsoftが行っている作業の大部分は、コーポレートバイスプレジデントのHarry Shum氏がユーザーとの「対話モデル」の構築と呼ぶ作業が中心になっている。

 Shum氏はインタビューで次のように述べている。「わたしが本当に望んでいるのは、わたしが『成り行き任せ方式』と呼んでいる現状の方式をやめ、クエリとは本質的にあいまいなものであることを認めて、対話モデルを採用することだ。意図というものは、決してそんなに明確なものではない」

 対話モデルでの検索では、ユーザーの現在位置、長期的な検索履歴、最近のクエリなどの情報を使って、ユーザーが検索ボックスに入力する情報を補う。例えば、誰かが検索バーに「cam」と入力する場合、その人は「camera」を検索しているのかもしれない。しかし、もし、最近の検索が「Toyota」であり、そのことを検索エンジンが考慮すれば、「Camry」の方が可能性が高いだろう。

 全体的に、デスクトップ検索の結果は、大幅にローカルなものになる可能性が高い。モバイル検索は、ほとんどの電話にGPSなどの精密な位置情報があること、さらに人々が自分にごく近い場所の情報を求める傾向があることを考えれば、すでにかなりローカルになっていると言える。

 PCの場合は少し分かりにくい。検索エンジンは、ユーザーが登録した位置を信用するか、あるいはリバースIP参照などの技術を使って、PCのその瞬間の位置を判断するかを決めなければならない。しかしそれでも、より多くのクエリが場所に合わせて調整されるだろう。

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