NECネクサ、中小公共図書館向けにSaaS型図書館情報サービスを販売開始

ZDNet Japan Staff2010年07月14日 14時53分

NECネクサソリューションズは7月14日、SaaS型図書館情報システム「LiCS-Re for SaaS」の提供を開始すると発表した。同日より販売を開始しており、サービスインは2011年1月を予定している。

 LiCS-Re for SaaSは、同社の図書館情報システム「LiCS-Re」の主要機能を、蔵書タイトル20万冊以下の中小規模公共図書館向けにSaaS化したもの。月額料金で利用でき、公共図書館と公立小中学校図書室の連携機能をオプションサービスとして提供する。

 管理、運用を一元化することで効率化が進むとともに、地域全体として図書館の利用拡大が図れるとしている。同社では、LiCS-Re for SaaSの利用により、導入型システムと比較して、システム導入や運用管理に関する経費を5年間で約30%低減可能と試算している。

 同社では、図書館システム販売パートナーを始め、NECグループ全体の販売活動を通じ、今後3年間で200自治体への導入を見込んでいる。

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