NECネクサ、セキュリティ対策を施したメールASPサービスを提供

 NECネクサソリューションズは3月31日、社内にメールサーバを設置することなく利用できる「ClovernetメールASPサービス」の提供を開始した。BIGLOBEのデータセンター内にある専用サーバでメールシステムを運用するASP型サービスだ。

 企業のメールシステムを容易に移行できるといい、「メールボックス」「メールウイルスチェック」「迷惑メールチェック」「メール保管・監査」といった機能が利用可能。運用や障害監視はNECネクサソリューションズが担当するため、自社内の運用要員コストを削減できるという。

 利用者数は50名から。利用規模に合わせて料金体系が設定されている。また、メールサーバを持っているユーザーの場合は、必要なセキュリティ対策機能のみを選んで利用できる機能別のメニューが用意されている。

 価格は、メールアカウント数が500、メールボックスがPOP方式で10Gバイトの場合、初期費用が2万5000円、基本料金が月額1万6200円。メールボックスは初期費用3万8000円で月額15万円、メールウイルスチェック機能は初期費用1万9800円、月額4万2000円。迷惑メールチェック機能は初期費用1万円、月額4万7000円。メール保管、監査サービスは初期費用107万7000円、月額33万1000円となる。

 なお、ウイルスチェックにはシマンテック製のエンジンを、迷惑メールのチェックにはクラウドマーク製のエンジンを利用している。

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