米国の非営利消費者団体Consumers Unionが発行する「Consumer Reports」は米国時間7月12日、電波受信に関する問題を理由に「iPhone 4」を推奨しないことを発表した。同誌ウェブサイトに掲載された記事によると、iPhone 4の左下にあるアンテナの溝に触れた場合、「電波が弱い場所においては信号が明らかに低下し、接続が途切れる」ことを同誌エンジニアが発見したため、推奨することを差し控えるという。
iPhone 4は、最新の同誌スマートフォンランキングのトップに依然位置しているが、それは、主にRetinaディスプレイ、追加された機能、バッテリ寿命などによるもので、Consumer Reportsによると、Apple製端末としては「iPhone 3GS」を推奨し続けているという。
今回の発表の10日前にConsumer Reportsは、iPhone 4の信号問題が固有なものではないとする記事を公開していた。著者のMike Gikas氏は、問題が浮上したのはテストの実施後であることを示唆する追記を加えている。
良い知らせとして、Consumer Reportsは、バンパーを使用したり、溝をテープで覆ったりすると、アンテナ問題が解消されることを発見している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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