ポーランドにて開催されていたMicrosoft主催の学生技術コンテスト「Imagine Cup 2010」の結果発表が7月8日、ワルシャワのオペラハウスにて行われた。
世界各国から68チームが参戦したソフトウェアデザイン部門では、タイのチームSkeekが優勝を勝ち取った。2位はセルビアのTFZR、3位はニュージーランドのOneBeepとなり、事前に予測した入賞候補の3チームが1位から3位に名を連ねた。
日本から参戦した東京工業高等専門学校のチームCLFSが2回戦まで進んだ組み込み開発部門では、家庭やオフィスで使われる機器の消費電力を見える化し、省電力化を提案するシステムを開発した台湾のチームSmarterMEが優勝。2位はロボット式乳母を披露したロシアのMCPUが、3位はお年寄りが部屋で倒れたことを認識することで緊急事態に備えるシステムを開発したフランスのGERASとなった。
日本代表としてImagine Cupに参戦した東京高専のCLFSと筑波大学附属駒場高等学校のチームPAKENは、来年以降も挑戦したい意向を示している。PAKENのリーダーである石村脩氏は、「思ったよりハードルは高かったが、自分たちにも負けていない部分があることがわかった。決勝戦を見てメモしたことが山ほどあるので、これを次回に生かしたい」と述べた。
2011年のImagine Cupは、アメリカ ニューヨークにて開催される予定だ。
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