Microsoftは米国時間7月1日、米CNETへの声明で、同社の携帯電話プロジェクト「OneApp」について慎重な姿勢を示した。OneAppは、ソフトウェアレイヤを作成することで、スマートフォン以外の携帯電話でも特定のアプリケーションを実行できるようにするもの。2009年に発表され、南アフリカで試験導入されているが、ほかの地域での展開はまだ発表されていない。Microsoftは「具体的な成果を話すことはできないが、OneAppテクノロジの可能性については今も関心があり、その戦略を引き続き発展させていくつもりだ」としている。
同社は6月30日、OneAppとは別の携帯電話プロジェクトである「KIN」の展開中止を発表している。OneAppは、KINやWindows Phoneを担当するモバイル部門とは別の、Startup Business Groupで運営されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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