ネットレイティングスは6月29日、ニールセン・オンラインのネット利用動向調査「NetView」の5月分のデータを発表した。その結果、サイバーエージェントが提供する仮想空間サービス「アメーバピグ」の訪問者が、190万人に達していることがわかった。
アメーバピグは、自分の分身となるアバターを作成し、ネット上の仮想空間で他のユーザーとのコミュニケーションを楽しむサービス。5月の訪問者は、男女比が41対59と女性の割合が高く、年代別では男性の39%が30代と高い割合で突出する一方、女性は男性に比べて20歳未満や20代の割合が高くなっている。
アメーバピグへの訪問者は2009年12月から増加傾向にあった。この5月に急増した要因について、ネットレイティングスでは、4月にテレビCMの放映を開始したことなどが影響していると分析している。
ネットレイティングスのシニアアナリストである鈴木成典氏は、芸能人の参加やゲームの提供、時事に関連したイベントの開催に加え、企業とのコラボレーションも行われており、今後も参加企業が増えると予想。その結果、利用者がさらに増加し、アバターのアイテム購入のような、課金サービスによる収益拡大も望めるとしている。
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