マカフィー、iPhoneなどを持つ子供向けのウェブフィルタリングアプリ発売

 マカフィーは6月28日、米McAfeeがiPad、iPhone、iPod touch用のセキュリティ製品「McAfee Family Protection iPhone, iPod touch and iPad Edition」の販売を開始した。「App Store」からダウンロードできる。日本での発売は未定。

 今回の製品はApple製のモバイル端末向けに、危険なオンライン活動から子供を保護するソフトウェア。ウェブサイトと検索のフィルタリング機能を搭載し、既知のポルノサイトなど年齢に応じて不適切なサイトを自動的に閲覧できないようブロックする。また、アクセスしたウェブサイトやアクセスした時間など、利用に関する統計データを閲覧したり、対象ウェブサイトの追加や削除ができるほか、遠隔操作によりウェブの閲覧を完全に無効化することもできる。

 Admobのデータによると、iPod touchユーザーの65%、iPhoneユーザーの13%は17歳未満で、ネット対応のモバイル端末を所有している子供はPCを所有している子供の2倍に上る。またMcAfeeの調査では、米国の10代の85%が親の監視下にない自宅以外の場所でネットに接続しており、32%はオンラインで何をしているかを親に話しておらず、28%はオンラインで見知らぬ人と関わったことがあることが判明している。

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