米国時間6月24日から発売される「iPhone 4」で、きわめて期待度の高い新機能となるビデオ通話の「FaceTime」は、ユーザーが加入している通信事業者の通話プランによる通話時間をほとんど消費しないことを、Appleの関係者が明らかにした。
Business Insiderが匿名のApple関係者の話として20日に伝えたところによると、FaceTimeのビデオ通話では、最初に音声通話から始めたとしても、音声通話の時間消費を心配する必要はないという。
「FaceTimeで通話がつながると同時に音声通話は終了する。FaceTimeの通話はWi-Fi経由で行われるため、通信事業者の通話時間を消費することはない」と、この人物はBusiness Insiderの取材に対して語っている。
つまり、音声通話を開始したときは、その間の通話時間が消費されるが、通話がFaceTimeに切り替わると、iPhoneが音声通話を切断するため、音声通話料はかからなくなるというわけだ。
FaceTimeによるビデオ通話は、6月7日にサンフランシスコで開幕したWorldwide Developers Conference(WWDC)2010で発表された、Appleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏の「one more thing(もう1つ)」だった。
FaceTimeを使用するには、自分と相手の両方がiPhone 4を持っていなければならない。また今のところ、サポートされるのはWi-Fi経由でのビデオ通話だけだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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