シャープは6月7日、世界最狭のシステムフレーム幅6.5mmを実現した、マルチディスプレイシステムを発表した。8月31日に発売する。価格はオープン。
液晶ディスプレイには、大幅な狭額縁化を図った60V型の「PN-V601」を採用。隣接するディスプレイ間のフレーム幅が6.5mmと薄いためフレーム間のつなぎ目が目立たず、1台の大画面ディスプレイのように利用できる。
たとえば縦3面につなげると、103V型相当の大画面が構成できる。エンラージ(拡大)表示機能は最大で25面(5×5面)まで可能としている。運搬や設置作業はディスプレイ単体ででき、より容易な導入を実現する。
直下型のLEDバックライトの採用により、CCFL方式のバックライトに比べて輝度均一性を向上。マルチディスプレイシステム構成時には、全体の輝度ムラを低減できるとしている。設置場所の照度にあわせてバックライトの輝度をコントロールできる「明るさセンサー」も搭載した。
また、PN-V601とコントロールキット「PN-ZR01」(オプション)の組み合わせにより、1つのリモコンですべてのディスプレイを操作できる。さらに、DVI-Dやコンポーネント、LAN端子などの入出力端子を追加するインターフェース拡張ボード「PN-ZB02」(オプション)の内蔵が可能だ。
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