NTTドコモ子会社のマルチメディア放送は6月4日、携帯端末向けマルチメディア放送の事業化に向け、総務大臣あてに特定基地局開設に関する認定申請を行った。
マルチメディア放送は、現在アナログテレビ放送で使用されている帯域の一部である「VHF-HIGH帯」が空く2011年7月以降に開始を予定する放送サービス。
この受託放送事業者を目指すマルチメディア放送は、NTTドコモをはじめとして、フジテレビジョンやニッポン放送、伊藤忠商事、スカパーJSATなどが出資する準備会社。「ISDB-Tmm」と呼ぶ方式の放送技術規格でのコンテンツ配信やストリーミングサービスの提供を目指している。
「MediaFLO」方式で受託放送事業者の認定を目指すKDDI・クアルコム陣営の準備会社であるメディアフロージャパン企画も、6月7日の期限までに認可申請を行うとしている。
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