VentureBeatによる米国時間5月13日付けの報道によると、「Chrome OS」を搭載した初のデバイスがAcerから2週間後に発表される予定だという。
VentureBeatは「複数の情報筋」の話として、Acerが6月1日に開幕するコンピュータおよび電子機器の年次見本市COMPUTEX TAIPEIで、Chrome OSを搭載した「デバイス」を披露する予定だと報じている。同記事は、具体的にどのようなデバイスなのかについては言及していない。
しかし、Googleが2009年に発表したChrome OSはネットブックやスマートブック、タブレット向けに設計されている。Acerは2009年12月、Chrome OSを搭載したネットブックを2010年中頃までには用意できると話していたので、VentureBeatの記事は確かにAcerのその発言と合致している。Acerの会長であるJ.T. Wang氏は、AcerがChrome OS搭載デバイスで「最初」の企業になるとも述べていたが、同社が本当に2週間後にデバイスを発表すれば、Wang氏の予測が正しかったことになる。
AcerはChrome OSに関して、Googleと協力している複数のネットブックメーカーの1社にすぎない。Dellは2009年11月、「Mini 10V」ネットブック上で動作するChrome OSのデモを披露したが、同社はまだそれを「評価」している段階だと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果