トヨタ自動車(トヨタ)は5月12日、同社のテレマティクスサービス「G-BOOK」の地図更新サービス「マップオンデマンド」を富士通テンが発売するSDナビゲーションに提供、8月1日から利用可能にすると発表した。
マップオンデマンドは、全国の高速道路や有料道路、主要国道などの変更にあわせてナビゲーション地図を部分的に更新するサービス。高速道路や有料道路は開通後最短7日、そのほかの道路も変更情報が収集され次第、随時更新され新しい地図でナビゲーションの経路探索、案内が可能になる。
地図の更新方法は、トヨタが5月に発売した販売店装着オプションのナビゲーションと同様。付属のアプリケーションをインストールしたPCでトヨタの専用サイトから地図の変更部分のデータをダウンロードし、地図を更新の上SDカードへ書き込み、ナビゲーションに挿入することで新しい地図が利用可能となる。
これまで、トヨタとダイハツ工業の純正ナビゲーションにマップオンデマンドを提供してきたが、富士通テンからの要請を受けて今回提供することにした。今後、G-BOOKや関連コンテンツの提供要請があれば、積極的に検討していくという。
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