エイチアイは5月10日、同社の組込み機器向けリアルタイム3D描画エンジン「MascotCapsule eruption」向けに、立体視用画像を生成する拡張機能を開発したと発表した。
この拡張機能を利用すれば、通常の3Dグラフィックスモデルデータを用意するだけで、立体視に必要な左目用、右目用の画像をそれぞれ自動生成できる。
これまでの3Dコンテンツ制作と同じ要領で立体視コンテンツの制作ができ、MascotCapsule V3やeruption用の3Dグラフィックスモデルデータを流用することも可能だ。また、焦点の位置などを設定できるAPIも備えており、立体視の見え方を調整することもできる。
エイチアイでは、5月12〜14日に東京ビッグサイトで開催される「組込みシステム開発技術展」にて、NEC液晶テクノロジーとともに、本機能を利用したデモを展示する予定だ。デモでは、裸眼で立体視ができるNEC液晶テクノロジーのHDDP構造の3D液晶パネル上で、リアルタイム処理によるアニメーションを表示する。
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