このようにまぁケータイの性能としてはフツーなJugate ZJ929。だが本体デザインには特徴があるし、パッケージやらスピーカーにも驚かされてしまった。中身じゃなく見た目やオマケで他社と差別化ってのは、これはこれで悪くない戦略だろう。しかもこんな紙袋持っていたら「あれ、それって何?」なんてことで注目されて結構宣伝になるかもしれない。中国あたりでは日常的にお店などの紙袋を再利用することが多く、このサイズだとOLさんがお弁当を入れて公園に出かける、なーんてことにも使えるかも。紙袋パッケージに広告効果が本当にあったら、そのうち真似するメーカーも出てくるかもしれない。
Jugateが気になって中国のネットで調べてみたところ、結構面白い製品を出しているようだ。中国ではケータイは今や誰もが簡単に製造できてしまう時代だが、一発屋ではなく多数の製品展開を継続できるメーカーはごくわずか。もちろん笑えてしまう面白おかしいトンデモケータイも楽しいのだが、今回の製品のように別の部分で驚かせてくれるケータイもいいもんだ。Jugateの今年の動きには注目しておきたいところだ。「Jugate知ってる?」「あぁ、あれね」。トンデモケータイ通ならそう言えるようにしておこう!(そんな奴いない?)
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