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NTTデータ イントラマート、ウェブシステム構築基盤の最新版で稟議ワークフロー機能など強化

富永恭子(ロビンソン)2010年04月16日 17時55分
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 NTTデータ イントラマート(イントラマート)は、ウェブシステム構築基盤となる「intra-mart WebPlatform」の最新版で、ワークフロー機能の強化を中心に改良を行った「intra-mart WebPlatform Version7.2」を4月30日にリリースすると発表した。

 今回の改良においては、特に市場や顧客からの追加要望の高かった柔軟な稟議機能を実現したという。稟議機能は、IFRS対応や内部統制対応強化に伴い業務フローのワークフロー化促進や利用範囲の広がりと共に今後の拡大が予想されており、より高度化するワークフローニーズに対応するための機能強化だとしている。

 最新版intra-martの「IM-ワークフロー」では、従来のドキュメントワークフローと言われる出退勤、出張精算、交通費精算などの申請や承認に利用する定型化された業務のみならず、特に「稟議系」と呼ばれる非定型でワークフロールートの変更が逐次要求されるフロー領域をカバーするという。また、Verson7で上位の「BPM(Business Process Management)機能」にも対応、さらにはこのBPMをベースにした次世代ERP「Biz∫(ビズインテグラル)」への提供も開始しており、総合ワークフローベンダーからウェブアプリケーション基盤ベンダーへの発展を目指すとしている。

 IM-ワークフローは、内部統制に対応したフローであり、かつ柔軟なワークフローを実現することが可能だという。申請者または承認者が実行中の案件であっても、ルートを任意に編集可能とする柔軟なルート構造を提供。編集可能な領域と、変更できない領域を定義することで、内部統制にも対応する「稟議型」ワークフローを実現できるとしている。また、運用権限を譲渡し、管理者を複数配置可能な構造とし、権限をグループで管理するなど、グループ会社でのシェアード(共同)利用や、部門単位での運用を行い、全社および全グループ規模でのワークフロー基盤として活用を促進するという。さらに、申請コンテンツとルートを結びつけて再利用することや、コンテンツおよびルートを期日によってバージョン管理でき、組織改変時のシステム変更が自動化できるとしている。

 ユーザーが操作する画面は簡素な表現を用い、Ajaxの操作性を活用し直感的に理解しやすいインターフェースを用意したという。クリックやスクロール、タブ切り替えなどの操作は極力排除し、ルート定義画面もグリッド上にドラッグ&ドロップ形式で実施できるようにした。また、大量データにおいても十分なレスポンスを確保する構造を考慮し、申請承認が完了した一定期間経過後のデータを年月単位に分割して待避する仕組みを標準で提供する。

 BPM機能は、オープンソースの「Intalio BPM6.0.3」に対応、ダイアグラム図の簡略化やプロセステンプレートを設定し、よく利用する業務プロセスの再利用性を高め、ITの専門家でなくても理解しやすいよう改良したという。内部統制機能については、intra-martのマスタ情報に対して、登録、更新、削除などの更新処理が行われた場合のログ情報を記録し、あらかじめ定められたプロセスに従い、管理者オペレーションの操作が証明できるという。また、ユーザーの操作ログも、APIやデータベースアクセスレベルで記録されトレースが可能だとしている。

 7.1から7.2へのアップグレードは、保守締結ユーザーの場合は無償となる。イントラマートでは、今後2000社を超える既存ユーザーや、SaaS基盤事業者を含む新規ユーザーへの導入を促進し、初年度200社程度の導入を見込んでいるという。

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