Twitterの過去と未来--共同設立者から開発者に向けたメッセージ

文:Caroline McCarthy(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年04月16日 11時36分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 サンフランシスコ発--Twitterの共同設立者Biz Stone氏とEvan Williams氏が米国時間4月14日午前、同社初の開発者カンファレンスであるChirpで舞台に上がると、予想通り、世界を変えつつある明るい協力関係というような雰囲気が広がった。2人は別々にスピーチを行った。Stone氏は同社の過去について、そしてWilliams氏は、次のレベルに到達するために同社が行っている取り組みについて語った。

 両氏はものごとを肯定的に保つ必要があった。聴衆の多くは開発者で、Twitterが公式モバイル向けクライアントの発表と広告プログラムの導入を開始したことで、このフレキシブルなコミュニケーションプラットフォームに何が起ころうとしているのか確信が持てずにいるからだ。この2つの動きに、Twitterクライアントや広告アプリケーションの作成者の多くが不安を抱いている。

 「Twitterはいつも開発者とともにある。Twitterは、ほかのどんな既存Webサービスにもまして、生態系である。みなさんはTwitterを改良してきただけでなく、Twitterを具体化し、われわれや多くのユーザーにとってTwitterとは何なのかを明確にするのに貢献してきた」(Williams氏)

 Twitterは、数の上では、巨大になっている。登録ユーザーは1億500万人(ただし、Facebookが指標としているアクティブユーザー数ではない)、Twitter.comへのユニークビジター数は1億8000万人(Stone氏によると、Twitterのトラフィックの75%はTwitter.comドメインの外からだという)、そして1日に30万人の新規ユーザーを獲得している。年間成長率は1500%におよび、1日当たり6億件の検索クエリと30億件のAPIに対する呼び出しをさばいている。

 さらに14日には、Googleと米議会図書館がともに、Twitterのアーカイブにインデックスを付ける計画を発表しており、このサービスが持つ140字のメッセージのコレクションは、さらに重要性を増している。

 Stone氏とWilliams氏はともに、目まぐるしく過ぎ去った同社の4年間の歴史を語った。2006年に1枚の紙に描かれたスケッチに始まって、2007年のSouth by Southwest Interactive (SXSWi)フェスティバルでコンピュータマニアに大ヒットし、2008年にはエジプトで投獄されたジャーナリズム専攻の学生が、助けを求めるツイートを投稿して大ニュースになった。「わずか1年前のちょうど今週あたりには、変わったことが起こっていた。われわれは、誰よりもまずAshton Kutcherが、100万人のフォロワーを目指してCNNと競争しようと決めたことに気づいた」(Williams氏)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加