NHKは3月31日、テレビ放送で使用している字幕素材を、オンデマンド配信サービス用に自動変換する技術を開発したと発表した。4月1日から「NHKオンデマンド」の一部の番組で試験的に導入する。
開発したのは、放送用字幕素材をXML形式の汎用字幕素材(GCML)に自動変換し、これをFlashなどPC用の動画再生ソフトで表示可能な形式に変換し伝送するというもの。
テレビ放送と同様に、文字色や背景色、表示位置などの設定ができるとのことだ。汎用的な字幕言語を用いることで、字幕をメタデータとして利用できるなど、字幕サービス以外への応用も可能だとしている。
オンデマンドへの字幕の配信は、4月1日以降放送される連続ドラマ小説や大河ドラマなど1日4、5本程度で試行する予定。
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