アプリックスは3月8日、台湾に事業会社Zeemote Technologyを設立すると発表した。携帯電話用ゲームコントローラ「Zeemote JS1 Bluetooth Controller」に関する事業を展開する。
アプリックスは2009年末に携帯電話用ゲームコントローラの最大手米Zeemoteの資産を引き継ぎ、携帯電話用ゲームコントローラ事業に参入した。同社の中核製品であるJavaプラットフォーム「JBlend」やモバイルコンテンツと組み合わせ、世界の携帯電話事業者に提供するのが狙いだ。
今回、Zeemote JS1が新たに始まったNokiaのアクセサリー開発者プログラム「Works with Nokia」の認証を受けたことから、今後飛躍的に出荷台数が増えると見込み、台湾に事業会社を設立することにした。
アプリックスはZeemote JS1を新たな収益源の柱にする考え。また、Zeemote JS1をきっかけに既存製品の採用増やコンテンツ、サービスの拡販などの相乗効果も期待しているとのことだ。
なお、新会社はアプリックスの100%子会社であるiaSolutionが親会社。資本金は8300万台湾ドル(邦貨換算で約2億3000万円)で、アプリックス執行役員の房達章氏が代表に就任する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス