「iPad」の複数のコンポーネントサプライヤーは、一部報道で供給遅れが指摘されていた点を否定して、メーカー向けに予定通りにパーツを供給していることを明らかにした。
DigiTimesは現地時間3月3日、複数のサプライヤーからの情報として、これまで長年に渡るAppleの製造パートナーとなってきたFoxconnが、3月中に60万台から70万台のiPadを発送可能であると報じた。また、生産台数が増加するため、4月には100万台のiPadを発送可能であるとの見通しも、同じく複数のサプライヤーによって示されているという。
これは、今週に入って、Canaccord AdamsのアナリストであるPeter Misek氏が出したリポートとは大きく異なっている。Misek氏は1日、製造に関する問題が生じているため、iPadが市場で発売される台数は制限を受けることになる可能性があると述べた。
同氏は、消費者のもとに届くiPadの台数が、わずかに30万台になるとの予測を示した。また、この製造の問題によって、iPadの発売が1カ月は延期されることもあり得ると、同氏は推測している。
とはいえ、Misek氏のリポートが出されても、AppleはWiredに対して「3月下旬にiPadは発売される予定だ」と語ったという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス