映像業界の消息筋の発言によると、Appleは、映像編集用ソフトウェアスイート「Final Cut Studio」部門の従業員40人を解雇したという。
データマイニングを手がけるApple元従業員のPete Warden氏が米国時間2月12日、「Appleは昨日(2月11日)、私が昔いたFinal Cutチームの40人をレイオフした。数多くの善良な人たちだ。高収益をあげているというのに」とTwitter上で述べた。Warden氏は、Adobe Systemsの映像編集用ソフトウェア「Adobe After Effects」用のプラグインを開発している。同氏は、自身のブログでも人員削減に言及した。
Warden氏のつぶやきは、After Effectsの話題を扱うRich Young氏のブログ「AE Portal News」でも取り上げられた。
Appleは、この件についてコメントを避けた。
「iPhone」「iPod」「iTunes」などの製品で成功したAppleは、デジタルパブリッシングの拠点をはるかに超えて成長し、消費者志向の企業としての性質をますます強めてきた。とはいえ、同社は依然として、デジタルメディアにも積極的に取り組んでいる。
Appleは、2009年7月に「Final Cut Pro 7」を含むFinal Cut Studioスイートの最新版をリリースし、2010年2月には写真編集ソフトウェア「Aperture 3」をリリースした。同社は2009年12月、「Mac Pro」コンピュータをアップデートし、Intel製の3.33GHzクアッドコアプロセッサ搭載モデルをオプションで追加した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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