世界中で普及が進むWiMAX、米国では出遅れ--WiMAX Forum調査

文:Larry Dignan(ZDNet.com) 翻訳校正:編集部2010年02月17日 11時58分

 WiMAX Forumが米国時間2月15日にリリースした導入データによると、WiMAXは米国を除く世界各地で人気を拡大しているようだ。

 WiMAX Forumによれば、4Gとも見られるWiMAXは現在、147カ国で6億2000万人をカバーするネットワークで提供されているという。その数は、2010年中に8億人まで増加し、2011年には10億人に達する見通しとなっている。この2011年という区切りは注目に値する。なぜなら、2011年はWiMAXの競合技術であるLTE(Long Term Evolution)ネットワークの本格的な普及が始まる年だからだ。

 しかし、今回発表されたデータは、地球規模の取り組みであるWiMAXが、北米では出遅れていることを示している。例えば、米国では主にClearwireがWiMAXに取り組んでおり、導入についても同社が大部分を担っている。ClearwireにはIntelやGoogleなど強力な支援者、ComcastやSprintなどのパートナー企業が付いているが、Clearwire単独でこの重責を果たすことは不可能だ。

 WiMAX Forumが発表した地域別データ(声明)は以下の通りだ。

  • アジア太平洋地域:2億3700万人をカバー、ネットワーク数は100
  • 中南米:1億1300万人をカバー、ネットワーク数は109
  • アフリカおよび中東:1億800万人をカバー、ネットワーク数は142
  • 欧州:1億1500万人をカバー、ネットワーク数は153
  • 北米:4700万人をカバー、ネットワーク数は51

 以下はWiMAXの導入分布図である。

WiMAXの導入分布図 ※クリックすると図が拡大されます

 Clearwireは、2010年末までに1億2000万人をカバーできるようになると見ているため、米国もやがてほかの地域に追いつくだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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