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ウィルコム、XGPの実証実験を阪神電車と丸の内シャトルで実施

松田真理(マイカ)2010年02月15日 11時41分
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 ウィルコムが高速モバイルデータ通信「WILLCOM CORE XGP」を活用した実験を進めている。すでに大阪府・兵庫県で2009年に実施しており、2月からは東京都内でも開始する。

 まず2009年10月から12月にわたって、阪神電気鉄道、アイテック阪急阪神、阪神ケーブルエンジニアリングと共同で実験した。阪神本線の地下を含む一部区間(梅田〜福島〜野田)において、XGPを活用したネットワークを構築し、実験対象区間全域を移動しながら高速のデータ通信が途切れずに実行できるかを検証した。

 ウィルコムがXGP無線ネットワークの構築、阪神電気鉄道が実証実験の全体調整、アイテック阪急阪神が阪神電気鉄道側とウィルコム側のネットワーク接続、阪神ケーブルエンジニアリングが光ファイバの期間提供や基地局の設置工事などを担当。この実証実験により、(1)各駅周辺の最適な位置にXGP基地局を1カ所ずつ設置することで、沿線全域を隙間なくカバーするXGP無線ネットワークが構築可能、(2)MPEG-4、VGA、30fps、4Mbpsという広帯域が必要なライブ映像が沿線全域のどこからでも安定して送信可能、(3)阪神電車の車両内で安定したデータ通信が可能――という3点を確認したという。

 4社は今後、阪神沿線地域をはじめとした地域にXGPエリアを構築するほか、ライブカメラやデジタルサイネージなどのソリューションを展開する考えだ。

hanshin.jpg 阪神電車での実験の様子

 2月からは日の丸自動車興業、大手町・丸の内・有楽町地区シャトルバス運行委員会と共同で実験する。丸の内周辺を走る「丸の内シャトル」の運転席に車載カメラを設置し、XGPの高速無線データ通信を活用してリアルタイムに映像を伝送する。また、車内にXGPを利用した無線LANアクセスポイントを設置し、対応機器でデータ通信が利用できるようにする。

 実験期間は3月まで。ウィルコムは実証実験の結果を踏まえて、車載カメラからの映像を記録/配信するインフラの整備や、リアルタイムの動画コンテンツなどの開発を検討するとしている。また、観光コンテンツの配信なども視野に入れているとのことだ。

marunouchi.jpg 丸の内シャトルの実証実験のイメージ

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