カシオ計算機は2月10日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の新製品として、先進のフルオート機能と動画に動画を合成できる新「ダイナミックフォト」機能を搭載した「EX-H15」「EX-Z2000」「EX-Z550」の3機種を発表した。撮像素子には有効画素数1410万画素の1/2.3型正方画素CCDを採用した。2月26日から順次発売する。価格はオープン。
新製品3機種には、新たに開発した「EXILIMエンジン5.0」の高速画像処理により実現したフルオート機能「プレミアムオート」を搭載。夜景や逆光、夕日などの撮影シーンの判別はもちろん、顔検出や人物以外の被写体の検出、人物や背景の画質をそれぞれ最適に補正する画像処理などの機能を自動で使い分けられるという。
さらに、動く被写体を撮影して切り抜き、別の静止画に合成できるダイナミックフォトを、動画の上に動画を重ねて合成できるように進化させた。
EX-H15は、広角24mmからの光学10倍ズームレンズと高精細46万画素の3.0型高性能クリア液晶を、コンパクトなボディに収めた高倍率ズームモデルだ。
CCDシフト方式の手ブレ補正や1回のフル充電で1000枚の撮影ができる長電池寿命、HDムービーなど、高い基本性能を備えた。オートフォーカスは約0.17秒と、シリーズ最速となる。本体カラーはシルバーとブラウン、ブラック、ピンクの4色。店頭想定価格は4万円前後になる。
EX-Z2000は、広角26mmからの光学5倍ズームレンズと高精細46万画素の3.0型高性能クリア液晶を小型・薄型ボディに搭載した。CCDシフト方式の手ブレ補正やHDムービー、高速オートフォーカス(約0.22秒)を装備し、1回のフル充電で580枚の撮影ができる長電池寿命を実現した。
「スリム&スピーディー」がコンセプトのデザインとして、手に持った時に美しく見えるように仕上げたという。本体カラーは、シルバーとピンク、バイオレット、ブラック、レッドの5色となる。店頭想定価格は3万7000円前後になる。
EX-Z550は、広角26mmからの光学4倍ズームレンズと見やすい2.7型液晶を搭載した。プレミアムオート機能に加えて、CCDシフト方式の手ブレ補正やHDムービー、高速オートフォーカス(約0.20秒)などを備えた。本体カラーはシルバーとピンク、レッド、ブルーの4色となる。店頭想定価格は3万円前後になる。
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