「iPad」が実際にどれほど売れるかについてのアナリスト予測が何らかの指標になるとすれば、Appleの前途は洋々としている。
Needham & CompanyのCharlie Wolf氏は米国時間2月3日、クライアント向けの調査報告書の中で、Appleは2010会計年度に200万台のiPadを販売し、2011年にはさらに600万台を販売すると予測したという。AppleInsiderが報じた。
興味深いのは、Wolf氏がiPad販売台数の半分以上は「iPod touch」から奪う形でもたらされるだろう、と話していることだ。iPadはAppleのiPod touchを大きくしたようなものだと、多くの人が言っている。
もちろん、iPadの販売台数に関して、Wolf氏より大きな数字を予測しているアナリストもいる。IDCのアナリストRichard Shim氏は先週、米CNETに対して、Appleは2010年に400万〜500万台のiPadを販売するだろうと述べ、Wolf氏の約2倍の販売台数予測を示した。
Wolf氏は、Appleの売上増を後押しするiPadにとっての促進要因が何になるかを見ていると言う。同氏はその例として、「iPod」にとっての「iTunes Store」、「iPhone」にとっての「App Store」を挙げた。
Appleは、この2つのデバイス向けに構築したインフラストラクチャ、そして「iBooks」に、今後2年間にわたってiPadの販売を促進するものとして依存することになるのかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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