Microsoftは、一部の「Windows 7」ユーザーが遭遇している不具合を調査中だと述べた。これらのユーザーは、実際にはバッテリに問題がない状態であるにもかかわらず、バッテリに問題があるとの警告を受けるという。
Microsoftは米国時間2月2日、声明で次のように述べた。「当社は現在、ハードウェアパートナーと協力してこの問題を調査しているが、一見したところシステムのファームウェアに関連する問題のようだ」
問題になっている警告は、PCのBIOS(基本入出力システム)を利用し、バッテリ交換が必要な時期を示そうとするものだ。ところが、一部のユーザーの環境で、何らかの理由により信号が混信し、表示されるべきではない場合にもメッセージが表示されている。
ただし、この警告はWindows 7の新機能なので、「Windows Vista」から移行したユーザーがメッセージを目にした場合、常に無視してよいとは限らない。Microsoftはユーザーに対し、所有するPCの製造元に連絡して警告が正当なものかどうかを確認するよう推奨している。
その一方でMicrosoftは、PCメーカー各社とともに問題の原因究明に努めていると述べている。「当社は、パートナー各社と協力して根本的原因の特定に努めており、情報とガイダンスが得られたらフォーラムを更新する予定だ」(Microsoft)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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