一方で、Microsoftもタブレットをあきらめたわけではない。「Windows 7」がマルチタッチに対応したことで、同社は次世代のタブレットがより大きな関心を集めるものと期待している。Microsoftの最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏は2010年のConsumer Electronics Show(CES)で、Windows 7で動作するHewlett-Packard(HP)製タブレットのプロトタイプを披露した。筆者が聞いたところでは、このデバイスは2010年の中ごろに登場予定で、8.9インチのディスプレイが採用されるという。以下の動画の中で、HPのPhil McKinney氏は、同社が5年前からエンターテインメント向けスレートの開発に取り組んでいたと述べている。
また、Microsoftはデュアルスクリーンタブレットという概念も模索しており、これには「Courier」というコードネームが付けられている。2009年前半にはCourierの動画がリークされた。Microsoftのエンターテインメント部門を率いるRobbie Bach氏は、米CNETとのインタビューの中で、この動画が本物であることを認めたが、同プロジェクトの現状についてはコメントしなかった。
このインタビューは1月にCESで行われた。その中でBach氏は次のように述べている。「われわれは、多種多様な製品について、たくさんの研究用動画を作成している。インターネットに出回った、いわゆるCourierの動画は、そうした動画の1つの例にすぎない。われわれはこのような動画を多数作成しており、それらについてはコメントしない」
以下は、HPの同社製スレートに関する動画だ(これはプロモーション用の動画なので、5分間にも及ぶ広告を見たいというのでなければ、クリックしない方がいい)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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