NTT東日本は、家庭にある電力線を利用し電源コンセントに差し込むだけでLAN環境が構築できるQoS対応のPLCアダプタを1月29日より販売する。
ルータなどネットワーク側の情報機器に接続する「マスターアダプタ」(親機)と、PCなどに接続する「ターミナルアダプタ」(子機)を電源コンセントに差し込むことで、LAN環境が構築できる。通信速度は最大90Mbps。ターミナルアダプタは最大15台まで増設できる。LANケーブルの配線が困難な場所や、遮蔽物などにより無線の電波が届かない場所でも利用でき、LANケーブルを施工する必要がない。
今回新たに、QoS(優先制御)対応により、「ひかり電話」や「ひかりTV」での音声、映像データを優先的に送受信するようにした。これにより、音声や映像が途切れにくくなる。
価格はマスターアダプタとターミナルアダプタのセット「PN-1100HD-S」が1万5750円。ターミナルアダプタのみの「PN-1100HD」は7875円。NTT東は1年間でPN-1100HD-Sを1万セット、PN-1100HDを400台売ることを目標に掲げている。
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