KDDIはデザインに注力した携帯電話ブランド「iida」の新機種として、「lotta」を2月中旬に発売する。専用ストラップも2種類販売する。
lottaは「運命」や「めぐり合わせ」を意味する「lot」をもじった名称で、異なる質感や色の組み合わせが特徴。手になじみやすい台形がかった形状と、表面に大きく刻印された数字でカジュアルさや楽しさを表現しているという。
色はホワイト、イエロー、グリーンの3色。それぞれの色に合わせたメニュー画面や待ち受け画面や搭載されており、待ち受け画面にはこれまで端末を何回開いたかを表示する。操作することを楽しく感じさせるための演出だという。デザインはKDDIのiida「G9」などを手がけた岩崎一郎氏が担当した。
約197万画素のCMOSオートフォーカスカメラや「au Smart Sports Run&Walk」アプリなどを搭載。デコレーションメールやおサイフケータイに対応するが、ワンセグ機能は搭載していない。
iidaは2009年4月に始まり、これまでに「G9」「misora」「PLY」「PROSMOID」という端末が発売されている。これまでの状況についてKDDI取締役執行役員常務でコンシューマ商品統括本部長の高橋誠氏は、「ものすごく売れているというわけではないが、KDDIのブランド力や販売力の向上につながっている」と話す。ほかの端末に比べて店頭で値下がりすることがなく、KDDIにとっては重要な戦略商品であるとした。
lotta専用アイテムとしては、革製品ブランド「POSTALCO」が手がけたネックストラップ「STRAP-TRAP」と、タカラトミー製のストラップ「8071 STRAP」を用意した。いずれもiidaサイトで販売する。
STRAP-TRAPは手作業で作られた革製のネックストラップと、ディスプレイをふくための携帯クリーナーがセットになった製品。革は濃紺だが、ステッチの色はlottaのカラーバーリエーションに合わせてホワイト、イエロー、グリーンの3色がある。各色100個、計300個限定で、価格は8980円。
8071 STRAPは「+」と「凹」の形をしたふたつのパーツが組み合わさったストラップ。ホワイトとグリーンの凹パーツが1つずつと、イエローの+パーツが1つ、ストラップ2本がセットになっている。価格は1920円。
iidaではこのほか、サイト上でアーティストが限定パフォーマンスを披露する「iida broadcast」を公開する。2月8日よりCHEMISTRY (ケミストリー) および口ロロ (クチロロ) の2組が登場する予定だ。また、サイト上で入力した文字と口ロロの音源を組み合わせてオリジナル楽曲が作れるというキャンペーン「iida calling ver.3.0」も実施する。
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