第2に、AppleがiPhone OS 4.0の機能に関係するデモを数多く行おうとしているのが理由である可能性もある。Appleは、過去数年のiPhoneやiPod touch関連のイベントで、ゲームやゲーム開発者を意図的に強調してきた。
AppleがiPhoneソフトウェアのアップデート版を披露するのは、たいてい1年のうちの今ごろだ。これにより開発者は、6月か7月にある、年1回のiPhoneのハードウェア更新とほぼ同時に発表するために、アップデート版をいろいろいじってからアプリケーションを作り出す時間が得られる。最新のiPhone OSは、大型スクリーン向け、つまり、間もなく登場する可能性があるタブレット向けに拡張できるように変更されると考えられてきた。もしそれが正しければ、その両方を同じイベントで発表するのは確かに理にかなったことだ。
Jobs氏は2009年7月から正式に職務に復帰したが、前回の公式イベントに登場するかどうかについてやや疑問視されていた。しかし、そのiPod発表イベントにJobs氏は登場した。それは公の場での復帰祝いのような感じだった。
Jobs氏がいつもの黒いタートルネックとジーンズ、そして白いテニスシューズというスタイルで、27日のイベントの中心人物になるのは間違いないだろう。タブレットが登場すれば、2007年のiPhone以来初となるAppleの新しいデバイスカテゴリが誕生する。うわさでは、このプロジェクトは長い間のJobs氏の個人的な使命だったという。いつもの通り、Jobs氏が司会を務めると期待されるが、過去のイベントでそうだったように、アプリケーションのデモのために選ばれた開発者やプロジェクトの責任者などの特別ゲストも登場するだろう。
基本的に、これが来週のイベントで起こりそうなことだ。イベントが開催されること以外に、確かなことは何も分かっていない。こういったことの前には詳しい話も漏れ伝わってくるものなので、これから数日は、最新のおもしろいうわさ話のあれこれに引き続き注目してほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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