Xperiaの1つの売りはインターフェースだ。Android OS 1.6にソニー・エリクソン独自の「UXプラットホーム」が搭載されている。ホームスクリーンも独自のものを搭載しているが、これに加えてライフログ・タイムライン管理機能を持っているTimescape、そしてメディアファイルの閲覧が可能なMediascapeの2つのインターフェースは目を見張るものがある。
Timescapeを起動すると、画面の下部に機能を指定するダイヤルが表示され、上の部分はコンテンツや情報が時系列に並べられている。カメラなら写真が、電話なら通話履歴が、そのほかにもメール、SMS、mixi、Twitterなどのタイムラインが時系列で並び、指でなぞってぺらぺらと古いもの、新しいものを閲覧できるインターフェースだ。
Mediascapeもタイムラインを意識させるメディアコンテンツのアプリケーション。音楽、ビデオ、写真などを切り替えながら、時系列に沿ったコンテンツを楽しめる。Timescape、Mediascapeともに、コンテンツや情報が美しいグラフィックスの中でスムーズに動いていく、ソニーらしいクールなユーザーインターフェースを実現している。
Snapdragonという1GHzで動くチップセットを採用している点と、ユーザーインターフェースの作り込みの結果だと思われるが、このインターフェースに触っているだけでも、Xperiaを所有して使いこなしているという満足感が得られるのではないだろうか。
ちなみにTimescape、Mediascapeともに、「∞」のマーク(インフィニティ・ボタン)が表示されている。このボタンを押すと、コンテンツや情報に関連する人やウェブサイトなどを瞬時に表示してくれる。
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