電気自動車(EV)の充電拠点においてICカードで料金を精算するシステムの実証実験が東京、神奈川、大阪の一部地域で始まった。
この実験は、経済産業省資源エネルギー庁が推進する「平成21年度電気自動車普及環境整備実証事業」の取り組みの一環として実施されるもの。東京電力やコンビニエンスストアなどの民間事業者、自治体など20の組織が参加し、東京、神奈川、大阪の24拠点に設置されたEV用充電設備に、通信モジュールや非接触型ICカードリーダー/ライターを付加する。充電サービスセンターとの通信することにより、利用者認証機能や企業間精算機能といったサービスを提供、検証するとのことだ。また、実施にあたっては、合計170台のEVを利用する。
期間は2月26日までの予定。自動車普及環境整備実証事業を取りまとめているNTTデータによると、参加組織や拠点は今後も拡大される可能性があるとしている。
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