三菱自動車は1月18日、電気自動車「i-MiEV」に搭載されている電池パックの組み立てを、同車の生産を担当している水島製作所に移管して内製化すると発表した。ラインの稼動開始は2010年6月頃を予定している。
電池パックは現在、リチウムイオン電池を生産するリチウムエナジー ジャパン(LEJ)にバッテリトレイやトレイカバー、バッテリクロスメンバーなどを部品会社から納入し、LEJで電池と組み合わせた上で水島製作所に納入するという形を採っている。この組立工程を水島製作所に移管するという。LEJからの電池調達に変更はない。
i-MiEVの国内販売の本格化や欧州向け輸出、2010年後半から始まるPSAプジョー・シトロエン向けの供給を控え、生産過程における物流や管理を見直すことで増産余地を確保し、競争力を高めるのが狙いとのことだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」