IBMが特許取得件数でまたもや頂点に立った。
同社は2009年に4914件の特許を取得し、米国特許の獲得件数で世界最多の企業として17年連続で首位となった。2位のサムスン電子は3611件の特許を取得し、Microsoftは2906件で3位となった。
IBMが2009年に取得した特許のうち、同社のスーパーコンピュータ「Blue Gene」向け内部通信ネットワークが適切に稼働することを確実にする発明の1件だけは、IBMの発明家であるJohn Gunnels氏に与えられた。
2009年に5000件弱の特許を取得したIBMは、今や3万件以上の米国特許を保有している。同社は、2009年に取得した特許のほかにも、特許による保護を受けずに4000件もの技術的発明や製品を同年中に公開したことを指摘した。これらはすべて、ビジネス界におけるイノベーションを強化促進する手段として無料で入手できる。
2009年の特許に関するその他のニュースとして、IFI Patent Intelligenceは米国時間1月12日、外国企業が米国特許全体の51%を取得し、残りの49%を取得した米国企業をわずかに上回ったと述べた。これにより、米国企業の特許取得件数は、2年連続で外国企業の取得件数を下回った。
ただし2009年には、多様な米国企業が2008年よりも多くの特許を取得した。IBMが首位を保ったほか、Microsoftは前年比43%増の特許を取得して3位の座を勝ち取った。2009年の上位50社のうち、Boeingは前年比26%増、Ciscoは同30%増、GM Global Technology Operationsは同68%増の特許をそれぞれ取得した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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