アイファイジャパン、RAW転送や自動削除機能を備えた「8GB Eye-Fi Pro X2」今春発売へ

坂本純子(編集部)2010年01月06日 15時29分

 アイファイジャパンは1月6日、SDカード型無線LANカードの新モデル「8GB Eye-Fi Pro X2」を日本国内でも今春の発売を予定していると発表した。現在は、無線認証の取得プロセスにあるという。

 今回は、日本独自のスペシャルパッケージは作成の予定はなく、海外での仕様と同じパッケージになるとのことだ。

8GB Eye-Fi Pro X2 8GB Eye-Fi Pro X2

 8GB Eye-Fi Pro X2は、ラスベガスで行われているインターナショナルCESにて発表されたもの。RAW画像の無線転送やジオタグ(地図情報)、アドホック通信機能を備えており、日本においては「Eye-Fi Share 2GB」「Eye-Fi Share Video 4GB」に続く新たなラインアップとなる。

 新開発された「X2 engine」を搭載したことにより、無線メモリカードとしての性能が飛躍的に向上。8GB Eye-Fi Pro X2独自の新機能として、「エンドレスモード」を搭載した。このモードをオンにすることにより、送信済みの写真や動画ファイルをカード内から自動的に削除できる。

  • Eye-Fi Center

 また、これまでウェブブラウザ上で実行されていた管理ツール「Eye-Fi Manager」をデスクトップアプリケーション「Eye-Fi Center」に統合。これにより、Eye-Fiを使って転送したファイルを別のサービスに再送信したり、PC内にある画像をEye-Fiと同じようにオンラインサービスに送信したりできるという。なお、Eye-Fi Centerは既存のEye-Fiユーザーにもダウンロードで無償配布するとしている。

 8GB Eye-Fi Pro X2の機能は下記のとおり。

  • 新開発「X2 engine」の搭載によるエンドレスモード(転送済み画像の自動削除機能)の実現
  • 802.11b/g/nのワイヤレスチップ採用による無線電波の到達距離および送信速度の向上
  • JPEG、動画に加えて、RAW画像の無線転送
  • ジオタグ(地図情報)対応
  • アドホック通信への対応
  • オープンなWi-Fiネットワークへの自動接続機能
  • 8GバイトSDHC、Class6対応によるカメラからのデータ読み書き速度の向上
  • カメラとの互換性向上

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