社会人人生で、最も記憶に残る1年に--2009年を振り返る:永井編 - (page 2)

永井美智子(編集部)2009年12月29日 08時00分
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 特にiPhone 3GSは新規かつ新スーパーボーナス加入の場合に端末の実質負担額が0円となったことで、売れ行きが伸びているようだ。2008年7月11日の日本上陸時にiPhone 3Gの8Gバイトモデルを6万9120円で買った自分は何だか負け組のような気持ちにさえなる。

 電波入らないし、Safari落ちるし……と、2009年前半には「アンチiPhone」状態になっていた記者だが、そんな姿を見かねてか、たかばしみつさんと、ことみようじさんが素敵なマンガを作ってくださった。

 こ、これは心を入れ替えねば……と、早速OSをバージョンアップ。すると動作も軽快に。外出先でウェブを見たり、Twitterでつぶやいたりするのに便利だなぁと感じられるようになってきた。ただ、歩きながらウェブを見ていると真剣になりすぎてしまい、人や電柱にぶつかりそうになったことは1度や2度ではない。

 身近なところでも、IT業界外の友人がiPhoneに乗り換える例が増えている。「ガラケー(ガラパゴスケータイ)」とも呼ばれる既存の携帯電話を愛してやまない身としてはしばらく2台持ちが続きそうだが、2010年にはAndroid端末がシャープやNEC、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズから登場する見込み。3台持ちはお財布に厳しいなぁと思いつつ、新たな端末の登場が今から待ち遠しい。

業界再編の波が自分にもやってきた

 OracleのSun Microsystems買収、パナソニックの三洋電機の子会社化、NECとカシオ日立モバイルコミュニケーションズの携帯電話事業統合など、2009年は大型の業界再編が相次いだ。企業の買収合併はこれまでもさまざまな局面で取材することが多かったが、まさか自分が当事者になるとは思ってもみなかった。そう、米CBS InteractiveがCNET Japanなどの事業を、シーネットネットワークスジャパンから朝日インタラクティブへと譲渡したのだ。

 CNET Japanの運営元がNTTPCコミュニケーションズからシーネットネットワークスジャパンに移った2003年に、ほぼ新卒のような状態で同社に入社し、媒体を立ち上げてきた身としては、しみじみとするものがある。ただ、人生経験として、また記者として、会社の設立初期に入社し、事業が拡大し、事業譲渡まで体験するというのはなかなかあるものではない。そんな意味でも、忘れられない1年である。

 せっかく朝日新聞グループになるのだから、ということで、朝日新聞社のTwitterつぶやき担当の1人である「あさひたん」ことマッキーさんと対談させて頂いた。新聞社は通常、記者個人の取材を受けることはないそうなので、これは正直、「役得」だった。

 ちなみにマッキーさんのイラストは再びことみようじさんにお願いした。朝日新聞社のみなさんにも気に入っていただけたようで、Twitterの@asahicomのアカウントで、プロフール画像として使っていただいている。

2010年はどうなる?

 このほか2009年で気になったのは、米国や中国といった海外市場へのネット企業の進出だ。少子高齢化もあり、国内市場よりも成長著しい海外にビジネスチャンスを見出す例が増えている。例えばDeNAはiPhoneゲームにコミュニティ機能を提供する米Aurora Feintとの資本提携や、米モバイルコミュニティサイト「Crush or Flush」の買収を立て続けに発表した。モバイル・コンテンツ・フォーラムは中国をはじめとしたコンテンツプロバイダーの海外展開支援に乗り出している。

 国内サービスでもプーペガールLang-8のように、海外ユーザーの獲得に成功している例が出てきている。

 言語や文化の問題もあり、一筋縄でいくようなものではないが、家電や自動車、アニメやゲームのように、海外の人と一緒に盛り上がったり、「あのサービス面白いよね」と言ってもらえたりする……そんなネットサービスが1つでも多く日本から生まれることを期待している。

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