Reutersが引用しているTheMarkerの記事によると、Telefonica Europe傘下のモバイル企業O2がVoIP新興企業であるJAJAHの買収をめぐる競争に勝利した模様だという。
ヘブライ語で書かれた同ニュースサイトの報道によると、O2は今週、JAJAHを2億ドルで買収する見込みだという。同社とJAJAHの買収を争った企業として、Cisco SystemsやMicrosoftがうわさされていた。
JAJAHの関係者にコメントを求めたが、直ちに回答を得ることはできなかった。
2500万人以上のユーザーに低価格の国際通話を提供するJAJAHは、既に世界中の122以上の国々において、インターネットから地域の電話ネットワークへと通話を接続することができるようになっている。
同社は2009年9月、Twitterのユーザーがマイクロブログサービスを介して直接互いに音声通話することを可能にするサードパーティーサービスのベータ版を開始した。6月には、通話接続数が10億回に達したと発表した。
インターネット電話会社である同社はこれまでに、3000万ドル以上の資金を調達した。そのうち2000万ドルは、Deutsche Telekom傘下の投資会社T-Online Venture Fundが率いる投資ラウンドによるものである。その他の投資企業には、Intel Capital、Sequoia Capital、Globespan Capital Partnersなどがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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