comScoreが米国時間12月17日に発表した調査結果によると、Appleの「iPhone」が米国におけるスマートフォンOS市場シェアで初めてMicrosoftの「Windows Mobile」を上回り、2位に躍進したという。
「FierceDeveloper」に掲載された調査結果によると、2月のcomScoreの調査では、520万人がAppleのiPhoneを使っていると回答し、680万人がMicrosoftのWindows Mobileを搭載した携帯電話を使っていると答えたという。市場調査会社のcomScoreは3カ月間の調査結果から平均値を算出している。
5月には、Appleの数値は570万人まで上昇し、7月には660万人に増えた。そして、調査結果が判明している直近の月である10月に、ついに890万人に達した。一方、Microsoftは5月に700万人まで増えたが、7月には660万人に減少し、その後、10月に710万人まで回復した。
今回の調査で最大の市場シェアを獲得したのは、Research In Motionの「BlackBerry」である。BlackBerryのユーザー数は、2月が960万人、5月が122万人、7月が1300万人、10月が1490万人だった。
興味深いことに、2009年にPalmの数値は230万人から280万人に増加し、Googleの「Android」は10月までに100万人の大台に達した。
調査では、米国の13歳以上のモバイル契約者に、どのような携帯電話を使っているか尋ねた。その後、comScoreは彼らが使用しているOSの種類を割り出して、今回の調査報告書のデータを算出した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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