「Nexus One」は、きわめて非公式なデビューを果たした忙しい週末を終えた。そして、米国時間12月14日には米連邦通信委員会(FCC)の承認によって正式に認められた。FCCの文書では、Nexus Oneが北米のGSM帯域(850MHzと1900MHz)とT-Mobileの1700MHzの3Gネットワークをサポートすることも明かされている。
先日目撃された少なくとも1台のNexus OneはAT&TのSIMカードで動作していたが、T-Mobileの3Gをサポートすることによって、AT&Tは少なくとも現時点においては、Nexus Oneをめぐる争いから脱落することになる。T-MobileとAT&Tは、音声通話については同じGSMネットワークを使っているが、両社の3Gネットワークには互換性がないからだ。
T-Mobileはうわさや憶測についてはコメントしないと述べたが、同社のNexus One(またの名は「Google携帯電話」)への関与は、同デバイスの消費者への販売方法について、別の報道と矛盾する要素を含んでいる。Wall Street Journalは14日、GoogleはNexus Oneをロックおよび販売奨励金のないモデルとして直接販売すると報じた。しかし、キャリアのチャネルを通じて販売するということは、GoogleはNexus Oneを直接販売しないだろう、ということを意味している。
Nexus Oneの詳細とスペックについては、依然としてほとんど明らかになっていない。しかし、FCCの文書では、同ハンドセットが補聴器やmicroSDカードスロット、Bluetooth、802.11b/gのWi-Fiをサポートすることも示されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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