パナソニック、三洋電機を子会社化へ--TOBが終了

加納恵(編集部)2009年12月10日 21時49分

 パナソニックと三洋電機は、パナソニックが三洋電機に対して実施した株式の公開買い付け(TOB)が終了したと発表した。これにより三洋電機の筆頭株主はパナソニックとなる。

 今回のTOBにあたり、三洋電機では自動車用途を除くニッケル水素電池、円筒形リチウム1次電池、コイン形2次電池など、電池事業の一部を富士通の子会社であるFDKに譲渡した。

 三洋電機の子会社化は、2008年11月に正式発表されたもの。パナソニックは、三洋電機の持つエナジー事業を高く評価しており、パナソニックの技術力、グローバル販売力を加えることでトータルエナジーソリューションを構築する構えだ。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]