独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月8日、トランスウエアが提供するウェブメール「Active! mail 2003」に複数の脆弱性が存在すると公表した。
確認されているのは、ブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるクロスサイトスクリプティングの脆弱性や、CookieやセッションIDの漏えいにより、ユーザーになりすまされてメールが見られたり、設定が変更されたりするというもの。
脆弱性が存在するバージョンは、Active! mail 2003 Build 2003.0139.0871およびそれ以前、Active! mail 2003 Build 2003.0139.0911およびBuild 2003.0139.0938(設定ファイル「system.cfg」未修正の場合)。これらの製品をSSL(https)環境で使用している場合などに問題が起きる可能性がある。
トランスウエアはすでにこれらの脆弱性を解消した最新版を公開しており、該当するユーザーに対してアップデートするよう呼びかけている。
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