Cisco Systemsは、無料の「iPhone」向けアプリケーションの提供を開始する。これは、ユーザーが新しいセキュリティ脅威などの情報についてカスタマイズ可能なアラートを受け取り、ウェブを安全に閲覧できるようにするものだ。
このアプリケーションは米国時間11月20日にAppleの「iTunes Store」でリリースされる予定で、新しいマルウェアシグネチャに関する情報や、脅威を和らげる方法についての掲示、特定のウェブサイトがセキュリティ侵害を受けているかどうかを確認する手段、さらにポッドキャストや動画へのリンクを提供する。
「Cisco SIO To Go」iPhoneアプリケーションは、Ciscoの「Security Intelligence Operations(SIO)」システムから情報を入手している。同システムは、顧客サイトやISPなど、世界中のサイトに設置された70万台のセンサからリアルタイムで情報を収集する。こうして異なる複数のソースから集めたデータを利用することで、Ciscoのエンジニアは脅威の相関性を分析し、インターネット攻撃やスパムキャンペーンを検出することができる。
Ciscoのセキュリティマーケティング担当ディレクターであるMichael Weir氏によれば、このアプリケーションは、一般消費者ではなく、専門家やセキュリティマニア向けに設計されているという。
「わたしは、自分のニーズや自分の(企業)ネットワークのセキュリティニーズに合わせて、このアプリケーションを応用することができる」(Weir氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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