ロサンゼルス発--Microsoftは今週、Internet Explorer(IE)の今後の計画について、情報を少しだけ提供する意向だ。しかし、米CNETが得た情報によれば、次期ブラウザのプレビュー用コードが提供されることはなさそうだ。
また一部で期待されていた「WebKit」エンジンへの移行も、発表の予定はない。
MicrosoftのチーフソフトウェアアーキテクトであるRay Ozzie氏は米国時間11月17日、当地で開催中のMicrosoft Professional Developers Conference(PDC)で、IEをWindowsブラウザとして最高のものにすると公約したものの、それ以上の詳細には触れなかった。
Microsoftは18日の基調講演でもブラウザ計画についてより詳しく述べる見込みだが、Microsoftの関係者から得た情報によれば、Ozzie氏はその講演の中で、次期ブラウザで「重点を置く分野」についてその一部を紹介する計画だという。
最新版のIE 8は3月にリリースされ、「Windows 7」にも組み込まれている。新版をリリースしたものの、Microsoftは「Firefox」のほか、GoogleやApple製品との熾烈な競争に直面している。
また同社は、ユーザーにIE 6からの移行を促すことにも苦心している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」