Microsoftは、前回の「Internet Explorer(IE)」向け修正パッチによって引き起こされた問題に対処すべく、不定期のフィックスをリリースした。
Microsoftサポートの記事「文書番号: 976749」によると、米国時間11月4日に公開されたこのフィックスは10月28日のフィックスに修正を加えたものという。フィックスの目的は、10月13日に月例の「Patch Tuesday」の一環として公開されたセキュリティアップデートのうち、IE用の累積的なセキュリティ更新プログラム「MS09-054」に存在した問題を修正することである。
最初のMS09-054パッチにより、ユーザーは特定の状況で問題に直面することがあるとMicrosoftは述べている。IE8を標準モードで稼働した場合、ブラウザウィンドウ内でオブジェクトのトップ位置が誤って計算される可能性がある。さらに、IEを使ってVBScript、またはVBScriptとJavascriptを組み合わせて使用するウェブページにアクセスすると、スクリプティングエラーに遭遇する。
最初の月例アップデートをまだ適用していないユーザーが今回の新フィックスをインストールするとブラウザに問題が発生してしまうため、Microsoftはそれをしないよう警告している。どちらのパッチもインストールしていない顧客は、両方をインストールすべきである。この場合は、最初に月例のパッチをインストールし、その後で今回の不定期パッチをインストールするようMicrosoftは勧めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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