シャープとパイオニアは11月11日、「フォトリモ@ナビ Ver.1.0」の技術仕様を、シャープのウェブサイトおよびパイオニアのウェブサイトにて公開した。
フォトリモ@ナビは、携帯電話とカーナビゲーションシステム間のシームレスな連携を実現する規格で、2009年4月にシャープとパイオニアが共同で発表した。フォトリモ技術をベースとした地点情報のウェブ流通・簡易利用や、Bluetoothによる携帯機能とカーナビ機能の高度な連携を実現する。
たとえば、あらかじめ目的地設定などの情報を埋め込んだ「地点情報付きフォトリモ画像」をウェブサイトから携帯電話にダウンロードすると、Bluetoothを介して携帯電話からカーナビに地点情報が転送され、目的地に自動設定されるとのこと。またカーナビから携帯電話を介して、到着予想時刻を指定した宛先にメールしたり、カーナビ画面に、携帯電話への不在着信や未読メールが届いたことを表示したりできるという。
今回公開されるのは、概略仕様書とフォトリモ仕様書、位置情報仕様書、通信シーケンス仕様書、通信データフォーマット仕様書、メール情報仕様書の6つの技術仕様。本技術仕様を参照することにより、端末メーカーやサービス事業者は、フォトリモ@ナビ Ver.1.0対応の端末やサービスの開発が可能になる。
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