メディアフロージャパン企画とKDDIは11月4日、沖縄県那覇市および豊見城市の「ユビキタス特区」で実施している「携帯端末向けマルチメディア放送(メディアフロー)サービス実証試験」の一環として、MediaFLO方式を利用したコンテンツ配信サービスの実証試験を開始した。
KDDIが開発した、MediaFLO方式対応の携帯電話型試作受信機を利用する。コンテンツプロバイダー30社の協力のもと、映像/音声のストリーミング配信や、ニュースなどをリアルタイムに配信するIPデータキャスティング、着うたフルや電子書籍といったデジタルコンテンツを蓄積型で配信するクリップキャストなどについて検証する。
例えば、ニュースの場合、記事と映像を1つの画面表示でリアルタイムに配信し、ユーザーが気になった映像をクリックすると詳細記事が表示されるようにする。また、音楽番組ではオンエアされた楽曲の着うたフルやビデオクリップを暗号化して配信し、放送終了後にユーザーがそのまま権利を購入してコンテンツを視聴できるようにするとのことだ。
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