東芝は11月2日、特定のエリアに限定し、ワンセグ放送を配信する「エリア限定ワンセグ放送システム」を開発したと発表した。防災情報配信システムやデジタルサイネージなどに活用できるという。
エリア限定ワンセグ放送システムは、携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」の技術を用い、特定エリアに限定した独自の映像やデータを配信するサービス。東芝が開発したシステムは、コンテンツ配信装置と送信機から構成され、コンテンツ配信装置は、ノートPCにも内蔵できるコンパクトなタイプとのことだ。
コンサート会場や競技場など比較的広い範囲に配信する「小電力タイプ」と、無線局免許を必要とせず、店舗内など1m以内のエリアをカバーする「微弱出力タイプ」の両方式に対応。リアルタイムでの映像配信もできるという。
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